平城宮跡 ツバメの塒入り〜約6万羽を越えるスバメが夕空を乱舞〜

最終更新日

2023年8月20日、9月3日
まだまだ暑い日が続いていますが夕空に少しづつ秋色の気配が入ってくる頃です。今日8月20日は天平たなばた祭りで朱雀門広場は家族連れで真っ直ぐ歩くのが難しいほどの大賑わいです。祭り会場を気にしつつ大極殿方面までツバメの塒入りを見に行きました。

過去の投稿(2022年/7月,8月)→平城宮跡ツバメの塒入り 2022
過去の投稿(2019年/8月)→平城宮跡のツバメのねぐら入り
過去の投稿(2018年/8月)→奈良・平城宮跡 ツバメのねぐら入り

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平城宮跡のヨシ原に巣を作っているスズメたちは日が落ちる頃に一斉に巣に戻ってきます。スズメの数は7月末から8月上旬頃にピークを迎え、その数は約6万羽を越えることもあり、圧巻のツバメの乱舞を観ることができます。

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6時半ごろにツバメたちは一斉にねぐらがあるヨシ原に戻ってきました
ツバメが帰ってくる少し前に、祭り会場を離れて大極殿付近まで歩いてきたおっちゃんが「なんやここは。ホンマに何にもないしょーもないとこやんけ」と大声で喋りながら帰っていきました。もうちょっと待ってたらすごいものが見れたんだけどなぁ。

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ツバメを観察されている人の説明では今年は残暑の影響で餌となる虫が多くツバメたちが南方に渡る時期が遅いようです。
夜明け前にくるとツバメたちの朝のねぐら立ちがあって、大量のツバメが集団となって飛び立っていく光景が見れるようです。でもツバメより早い時刻に起きる自信がありません。