平城宮跡ツバメの塒入り 2022

2022年7月29日,8月6日撮影

平城宮跡へツバメのねぐら入りを撮りに行きました。日中の撮影はさすがに体に応えますのでこの時期は夕刻の撮影がいいですね。
平城宮跡では7月から9月にかけてヨシが茂る湿地周辺でツバメのねぐら入りを見ることができます。この日は南門の隣りにある復旧事業情報館付近では30人ぐらいの人がツバメ見るために集まっていました。

過去のツバメの塒入りの写真はこちらから

2019年 平城宮跡のツバメのねぐら入り
2018年 奈良・平城宮跡 ツバメのねぐら入り

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19時前後から塒に戻ってくるツバメが増えてきます。この日は良い色の雲が出ていたのですがツバメの帰巣時刻にはすこし早すぎで、飛んでいるツバメの数は少なめでした。大量のツバメが帰ってきてくるころは空はすっかり暗くなって写真の撮影は難しくなります。

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場所を移動して大極殿が見えるところからツバメを狙ってみました。平城宮跡でツバメのねぐらとなる湿地は二箇所あって一つは大極殿西側の湿地、もう一つは奈文研と朱雀門の中間点にある湿地です。この場所は大極殿横で、湿地帯の一番北端となっていてツバメの密度は少なめです。

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この写真は朱雀門の東側から生駒方面を撮った写真です。

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ここで撮りたかったのは近鉄特急ひのとりとツバメだったのですが、、ひのとりがやってきた時は間の悪いことにツバメはいなくなりました。

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facebookのタイムラインにお友達の平城宮跡のツバメの塒入りの動画が流れてきました。その中で大量のツバメに他のもの(たとえばコウモリとか)も混ざっているという話題がでていました。そうですね、注意深く観察するとツバメに混ざったコウモリとか他の野鳥などを見つけることできます。
ツバメの写真を整理をしてこんな写真を見つけました。ツバメの大群の中に何か違う形のものが飛んでいます。。。。。。トンボでした。遠近感がわかりませんがとても大きなトンボのようです。
ツバメとトンボは捕食者と被食者の関係なので、まるで間違ってライオンの大群に囲まれてしまったインパラみたいな状況です。はてこのトンボの運命やいかに。どうなったのでしょうか気になります。