なら燈花会〜浮見堂エリア〜

2019年8月11日撮影

1999年に始まったなら燈花会は今年で21年目を迎えました。
今年も8月5日~14日の間開催され多くの観光客がろうそくの灯りで飾られた奈良公園一帯の各会場を散策します。ろうそくの点灯は19:00~21:45まで。年々観光客が多くなり会場内では一方通行の規制もありますし、危険防止のため三脚使用禁止になっています。よろしくご協力をお願いします。

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今年は「浮見堂エリア」を訪れました。こでは池の周囲に灯りが灯され、その池の端に腰掛けて鷺池に浮かぶ浮見堂を眺めるのがいいですね。このお二人はモデルさんかなと思うほど浴衣をおしゃれに着こなされていました。

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浮見堂の周りは百日紅が植えられて、奈良公園で百日紅といえばまっさきに思い出される場所です。毎年ちょうどこの時期にきれいな花を咲かせてくれます。

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この時間ではまだ浮見堂のライトが点灯していないので、建物が黒いシルエットが夕焼けが写り込んだ水面とコントラストを作っています。

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鷺池ではボートに乗ることもできます。ボートに提灯が付けられているのはこの燈花会だけの趣向です。19:00のろうそくの点火と同じ時刻にボートの貸し出しが始まりました。

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水面に浮かぶボートの写真を撮っていると、聞くとはなしにボートに乗っているペアの話し声が聞こえてきます。どちらがボートの行き先の主導権を持っているのか、どれくらいの口調で相手に伝えているのかペアごとに色々個性があってそれだけでも十分楽しめます。

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夜が更けてくると一層ろうそくの明かりが明るくなり水面に映り込むようになりました。今日の月は十日夜の月、高い空から照らしてくれています。