唐招提寺観月讃仏会で中秋の名月を見てきました

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2023年9月29日撮影
毎年中秋の名月(今年は9月29日)には、奈良の各所で名月を鑑賞する行事が開催されます。奈良市の唐招提寺では鑑真大和上とともに中秋の名月をめでる観月讃仏会(かんげつさんぶつえ)が行われました。

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観月讃仏会は夜間の拝観ですので境内はかなり暗く、暗さに目がなれるまで少し時間がかかります。この日は金堂正面の三面の扉が開放されて、御本尊の盧遮那仏坐像、脇仏の千手観音立像、薬師如来立像, の三尊の姿が暗闇の向こうに浮かび上がります。

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しばらくすると東の空から月が上がってきました。今年の中秋の名月はちょうど満月となったようです。いままで中秋の名月は満月と信じていたのですが、暦的に必ずしも一致するとは限らないようです。この作品どこかで見た構図だなと思いながらの撮影です。

今年の5月に2015年から行われていた御影堂の「平成の大修理」が完成し、完成後初めての観月讃仏会となりました。
御影堂の庭園が開放され、日本画家・東山魁夷の障壁画を鑑賞することができました。鑑真和上の困難辛苦の渡航を表現した荒波と静かなブルー色のコントラスト、夜に鑑賞すると一層生々しくて息を飲むほどの作品でした。