社内に無い技術を外部調達するのはとてもリスキー

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Tailgating for electronics guys
Tailgating for electronics guys / oskay

プロジェクトによっては、自社に蓄積技術が無くて外部から技術調達をするケースがあります。その技術内容がプロジェクトの根幹に関わる重要な部分であって、しかも自社には調達先に対して要求仕様やSOW(作業指示書)を書く能力ががない場合、とたんにプロジェクトは大きなリスクを背負うことなります。

たいていは先方から提出される納入仕様書を検討することになるのですが、自分たちで適切な要求仕様書をかけないということは、先方から提示された納入仕様書が仕様として妥当なものかどうか判断することができないということなのです。その状況でも調達先の意見を鵜呑みにするのではなく、自社の基準で判断しなければなりません。

まずは、調達しようとしている技術を自分たちでどうマネジメントするのかを決めます。その内容に従って、合理的な判断を積み重ねていきます。そして、自分たちの判断した内容を他者にレビューしてもらいましょう。
基本は、他社から獲得した技術について自分の意志でこう判断したと記録に残し、説明責任を果たすことです。