プロジェクトをスーパーマンに丸投げするのは危険です

最終更新日

Laying On My
Laying On My “S” / JD Hancock

プロジェクトに必要なスキルを持っている人がチーム内にいないことがわかった時、よそからそのスキルに長けた人に参加してもらって、その仕事をお願いすることになります。その分野が自分のわからない分野であればあるほど、ついスーパーマンみたいな人を求めてしまって、そっくりそのまま仕事をお願いしたくなります。

でもそんな都合よくスーパー助っ人は目の前に現れませんし、それを待っていてはビジネスが停滞するでしょう。急にそんな人が現れないとしたら、自分で少しずつその仕事の分野を理解していきましょう。少しずつ勉強をすれば、すぐにその分野のエキスパートにはなれませんが、基本的な仕事の流れや、ルールなどを理解することができるようになります。

ちょうど、ビジネスの経理処理は税理士さんや会計士さんにお願いするにしても、基本的なB/SやP/L,FCFについては理解できて他人に説明できる程度に勉強するようなものです。

自分のわからない仕事分野を、スーパー助っ人に丸投げばかりしていると、その人がいなくなった時にたちまち仕事が行き詰まってしまうというリスクを抱えることになります。未経験の仕事分野でも少しずつ勉強をして、分からないところを減らしていけば、スーパーな助っ人でなくても仕事を依頼することができます。そうなれば、その人がやめたところで、なんとかその仕事を再生することができるでしょう。