問題構造をグラフィカルに描いてみる

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World Cup 2010 Infographic
World Cup 2010 Infographic / bunmun

課題解決するときには「どんな問題が起こっているのか」をグラフィックの力を借りて視覚的に表現してみましょう。文章で説明するよりグラフィックで書くほうが対象の問題構造がどんどんシンプルに整理され問題の中心ががはっきりしてきます。
さらには数字を書き入れると論理的に説明がすることができ解決にたどり着きやすくなります。

設計工程のスループットを改善する課題があった時、その工程の業務フローと、工程のパフォーマンスに関連するデータをグラフィカルに書いてみましょう。いままでパフォーマンス停滞の原因は担当している人のスキルの問題であると思っていたが、実際のデータをみると作業の待ち時間が予想以上に長かったということがありました。この場合、後工程の待ち時間の状況を前工程にわかるようにすることでパフォーマンスが改善しました。

もし目の前の問題をグラフィカルに描けなかったり、数値で説明できないなら、まだ問題の姿がはっきり見えていなのでしょう。