龍王ヶ渕で飛翔トンボを撮影

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2025年7月26日、8月8日撮影
夏らしい写真を撮ろうとおもい、宇陀市龍王ヶ渕へやってきました。この季節の龍王ヶ渕はトンボの楽園となっていて今日のモデルはトンボです。ただ普通にトンボを撮影したのでは面白くないので飛んでいるトンボをとるというテーマを設定しました。

過去の投稿(2023/07)→宇陀市向渕 真夏の龍王ヶ渕で
過去の投稿(2020/07)→室生向渕の龍王ヶ渕へボタンクサギを見に行きました 〜龍王ヶ渕のトンボたちも〜

龍王ヶ渕の木張りの遊歩道を進みます。両脇は葦が茂っていて向こうから夏休みの麦わら帽子の少年が虫取りの網を持って出てきそうな雰囲気です。

トンボはかなりの数いるのですが、暑さが気に召さないのか、時間帯が良くないのか植物の茎に止まったまま動きません。
このトンボはチョウトンボです。希少種らしく家の近くの公園では見ないのですが、ここ龍王ヶ渕では普通に見ることができます。

トンボに置きピンをしてじーっと待っていると、時々思い出したように周囲を飛び回って元の位置に戻ってきます。そこを逃さずシャッターを切ります。なにか自分の縄張りを偵察飛行していりるような動作です。

トンボが飛んでくれないとシャッターが切れないので、レリーズを持ちながらじっと待つしかありません。炎天下で日陰がないので熱中症に気をつかなければなりません。

こうやって見るとなんと美しい翅をもっているのでしょうか。構造色というのですか。全体的に金属光沢を持っていて、光の当たる角度によって羽のいろが青紫色や緑色に輝きます。

この赤いトンボはナツアカネでしょうか。他にかわいいキイトトンボもいたのですがこの子は落ち着きなくウロウロ飛んでいて撮影できませんでした。

DSC_4151 NEF.

飛んでいるトンボの羽をしっかり撮るにはかなり速いシャッター切る必要があります。ちなみにこの写真は1/3200secで切っていました。

ベニイトトンボのカップルです。