宇陀市室生龍王ヶ渕の水鏡 〜秋の空を映して〜

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龍王ヶ渕は奈良県宇陀市室生向渕にある湿原です。四季ぞれぞれ水面に映る木々が美しくてカメラファンにはとても有名な場所です。
湖面には多くの植物が生育しており、水の上に設置された遊歩道を渡ってそれらを観察することができます。
水があって植物が有ると昆虫もたくさんいて、そしてカエルもいるし、カエルを狙うヘビも多いということで、ヘビとは仲良くできない私はできるだけ夏シーズンはここには来ないようにしています。

今日は10月27日、これだけ寒くなればもう大丈夫でしょう。久しぶりに龍王ヶ渕を訪れました。

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ここは山に囲まれているので水面が風で騒ぐことが少ないのですが、それにしても今日は静かです。きれいな水鏡となって周りの木々や空を写していました。

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秋特有のひつじ雲がきれいに水面に映えています。水面のブルーもいい感じです。

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水面の向こう側は夕日を浴びてカヤ系の植物の穂が輝いています。
誰もいない龍王ヶ渕でゆっくり撮影していると日陰がどんどん伸びてきてすすこし寒くなってました。
ちょっと急いで帰路につきます。帰り道でみたススキの穂はもうすっかり秋ですね。

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