桜井市笠山荒神大祭

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2025年1月28日撮影
桜井市の笠山荒神社は火と竈の神として信仰される荒神さんを祀る神社で、日本三荒神の一つです。毎年1月28日、4月28日、9月28日に大祭が行われ、竹林寺から笠山荒神社まで神輿を担いでお渡りする行事が執り行われます。このうち1月は初荒神と呼ばれ、近隣府県からも参拝者が集まります。

いつも笠に来るときは、笠そば処へ蕎麦を食べに来るか、蕎麦の花を撮影に来ることばかりで、笠荒神はこちらの参道を見るのが普通でしたがこちらは裏参道です。裏参道前の駐車場にバイクを止めて表参道へ廻ります。

こちらが表参道です。表参道を越えてお渡りの出発点である竹林寺を目指します。

竹林寺にはお渡り神事を見るために参拝客が集まっていました。桜井市の観光ボランティアの方が多くのお客さんを招かれたようです。

竹林寺では「板面荒神」が祀られておりその御霊をお神輿で笠山荒神まで渡御されます。竹林寺本堂でお神輿に移すための神事が執り行われました。明治初年の神仏分離が行われるまでは竹林寺と荒神社は一体で信仰されていたので仏式と神式の作法が混ざっています。

お神輿が氏子によって担がれて出発しました。これから笠山荒神までお渡りが執り行われます。

竹林寺から笠荒神までは500mくらいの上り坂の参道が続きます。

お神輿も、参拝者の方々もしっかりした足取りで狭い坂道を歩いて行かれます。

ほどなく、お神輿が笠山荒神社の拝殿前に到着しました。

その後お神輿は祭壇に奉られて、巫女による神楽舞の奉納が始まりました。