大和郡山市植槻神社のおんだ祭

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2025年1月7日撮影
大和郡山市植槻神社のおんだ祭に行ってきました。しばらくこちらの行事は途絶えていて行けなかったのですが昨年から復活されたと知りました。おんだ祭(御田植祭)は米作りの伝統行事で新しい年の豊作祈願を祈って行われます。この植槻神社のおんだ祭は奈良県内で一番最初に行われるおんだ祭りで、ちなみに一番最後は6月30日の石上神宮、神剣渡御祭(でんでん祭り)の神田神社で行われるオンダだそうです。

初めて拝見する御田祭なのでどんな所作をされるのかわからないままの見学です。開始の時刻になると社務所から神職と古い翁面を被った田男が2名、うん?田男1名と牛使いかもしれません。そして主役の黒い牛が出てきました。

境内に田が作られているのでなく、田作りの所作は宮司さんを先頭に、田男が牛を引いて本殿の周りを廻ります。

本殿のまわりを二、三周回ったあと本殿の前で籾蒔きと田植えの作業が行われました。

牛の被り物や、翁の面などがとても特徴があり、かなりの年代物だと思われます。所作中はよく見えなかったので最後に正面から撮らしてもらいました。