天理市三十八神社の鬼打ち2024

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2024年1月13日撮影

天理市藤井町の三十八神社で鬼打ち行事が行なわれ拝見してきました。藤井町の鬼打ちは地域の人たちが竹を編んで作った「鬼」と書かれた的に弓を射て、安寧と無病息災を願う行事です。
藤井町では1月6日には東福寺でらんじょう、1月8には勧請綱の架替え、1月11日は三十八神社でらんじょう、そして今日の鬼打ち行事、そして明日はとんどが行われ小正月までぎっしり行事が続くそうです。
過去の投稿(2023/01)→天理市藤井町の正月行事「鬼打ち」を見てきました 2023
過去の投稿(2022/01)→天理市三十八神社の鬼打ち行事 2022
過去の投稿(2021/01)→天理市三十八神社の鬼打ち行事

焚き火を囲みながらの穏やかな雰囲気の中で鬼打ちの準備が始まりました。

竹で大きなかごめが編まれて的の骨となります。

かごにたくさんの半紙が貼られて鬼の的が出来上がります。「鬼」という字が貼られその下に鬼の鼻が付けられました。

神事が始まり、神職と地区の長老が天地と東西南北そして「鬼」の的に向けて矢を放ちました。

続いて兄頭屋と弟頭屋と呼ばれる今年と来年の世話役が的を射ちます、その後は氏子の人たちが次々弓を引きます。
普段は静かな集落ですが的に矢が当たると歓声が響いていました。