もうスズランは咲いたでしょう〜吐山から向渕を訪ねる〜

2021年5月22日撮影
先日(5月11日)にスズランの群生地の吐山(はやま)、向渕(むこうじ)に行ったのですが、ちょっと時期が早すぎてスズランがほとんど咲いていませんでした。 前回の記事→スズランはそろそろ咲いているかな〜吐山、向渕のスズラン群生地へ〜
あれから11日、さてどれだけスズランが咲いたかなと再び吐山から向渕を訪れました。

奈良市吐山のスズラン群生地

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嬉しいことにたくさんのスズランが花を付けていました。たくさんのスズランが咲いているのですが葉っぱの下で咲いているので、覗き込まないと花を見ることができません。昨日の雨粒が葉っぱに残っていてとってもフレッシュな感じがします。

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手すりからカメラを突き出してアップで花を撮ります。いつも花のマクロ撮影はどこにピントを合わそうか悩むのですが、特にスズランの場合、白くてツルンとした凹凸のない花ですのでピントの位置がよくわかりません。丁寧に三脚を立てて撮ればいいのですが105mmのマクロレンズでは花が遠すぎてアップで撮れません。
「ああ、テレコンが欲しい」と毎年のスズラン撮影で残念がるのですが、毎年そんな事を思っていますw。

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身をかがめて息を止めて腕をプルプルさせながらシャッターを切る。1枚撮っては背伸びして深呼吸で息を整える。血圧が上がり体に悪そうな撮影です。

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群生地の近くの水田のあぜ道にはブタナが黄色い花を咲かせていました。しかし「ブタナ」ってちょっとかわいそうな名前だなと思って調べると「タンポポモドキ」という名前もあるようです。

室生向渕のスズラン群生地

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向渕の群生地のでも多くのスズランが花を付けていましたが、こちらはちょっとピークを過ぎたようです。吐山に比べて向渕のほうが少し花の開花時期が早いのです。

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あまり花が傷んでないところを探してアップで撮ります。

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スズランの近くではフタリシズカが清楚な花を付けています。

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足もとではクサイチゴが大きな実を付けていました。子供の頃は摘んで食べていた記憶があり、そんなにひどい味じゃなかったように思います。周りを見渡してもこの1つしかなかったので食べるのは自重しました。