宇陀市仏隆寺のヒガンバナはちょうど見頃でした

2020年9月29日撮影
宇陀市赤埴の仏隆寺のヒガンバナが見頃ということで行ってきました。

DSC 9798

仏隆寺は「千年桜」で有名なお寺さんで、桜の季節はよく訪れていのですが、ヒガンバナも素晴らしいと知った頃にイノシシや鹿の獣害によりほぼ全滅したのです。市が球根の寄付を募り、各地から寄贈された球根を地元の方やボランティアによって植栽し、昔のようなヒガンバナのじゅうたんが復活してきました。

DSC 9834

本堂へと続く200段近い石段の両脇がヒガンバナで埋め尽くされています。右手の大木が、県下最古の樹齢900年といわれる「千年桜」で春には圧倒されるようなボリウムで桜の花が咲きます。

DSC 9876

千年桜の長く伸びた枝の脇にもヒガンバナが群生しています。

DSC 9830

ヒガンバナを保護するためにロープなどで立ち入れる場所を規制しています。ヒガンバナを踏まないように気を配りながらの撮影となります。

DSC 9818

石段とヒガンバナをどう配置して撮ろうかと石段を登ったり降りたり、時間があっという間に過ぎていきます。どこからとっても魅力あふれる所ですね。

DSC 9863

苔むした古い石段とヒガンバナはなんともただただ美しく、たくさんの参拝者やカメラマンが訪れるのも納得です。

DSC 9849

石段の脇にはヒガンバナの大海が広がっています。これから年を追うごとに、まだまだ増えていきそうな予感がします。

DSC 9912

石段脇の撮影が一通り終わったら、美人の花ときれいな光を探してのポートレイト撮影で締めくくりです。