馬見丘陵公園 コキアの紅葉

2020年9月29日撮影
奈良県広陵町・河合町にある県営馬見丘陵公園でコキアの紅葉がはじまりました。

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夏の間は緑の葉っぱをつけていたのですが、一気に葉が(茎が?)赤く色が変わってきました。

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近づいて観察すると、硬く乾燥した茎が密集して生えています。昔はこの乾燥した茎を箒につかったようで、「ホウキグサ」とか「ホウキギ」と呼ばれていました。
またこの果実は「とんぶり」として食用になるとか。最も公園のコキアは園芸種なので食べれないとは思いますけど。

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公園を歩いていくと、噴水の近くでヤマガラを見つけました。ヤマガラはもともと人の姿を見かけても逃げて行かない印象があるのですが、この噴水の近くは公園の中でも人の多い場所で、それに慣れてしまったのか全然人を気にしていません。近くから写真を取らせてくれました。

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人を気にはしないのですがその代わり落ち着きがなく、あちらこちらの枝をぴょんぴょん飛び渡るのでカメラで追いかけるのに苦労します。この木はエゴノキでしょうか、木の実をついばみくちばしで器用に割って食べています。

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紫苑(シオン)の花が咲いてます。「ハルジオン」や「ヒメジョオン」は昔からよく見ているので名前も覚えているのですが、紫苑(シオン)はあまり見かけないのですぐに名前が出てきません。ヒメジョオンの名前を引っ張り出して頭のヒメをとってやっと紫苑(シオン)の名前を思い出します。

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こちらはセージでしょうか。これらのハーブ系の植物はシソ科の多年草が多くて、育てやすくいくらでも増殖していく記憶があります。

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奈良県はダリアの球根生産量が日本一です。そんな訳で馬見丘陵公園で毎年開催される「馬見フラワーフェスタ」ではたくさんのダリアを見ることができます。
今年は2020年10月10日(土曜日)~10月18日(日曜日)の間開催されます。

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一足早くフェスタのメイン会場をぐるりと回りましたがすでにたくさんのダリアが花をつけてフェスタの開催を待っていました。会期中の会場はダリア花でいっぱいになることでしょう。