大阪府咲洲庁舎展望台で夜景撮影してきました

2020年9月5日撮影

きょうは大阪府咲洲庁舎展望台からの夜景撮影をしました。咲洲庁舎というよりは、「さきしまコスモタワー」のほうが通りが良さそうですし、私達の世代はWTC(大阪ワールドトレードセンタービルディング)と言ってくれるとピンときます。バブル期の終わり頃、大阪府のりんくうゲートタワービルと大阪市の大阪ワールドトレードセンタービルがビルの高さを10cm刻みで争っていたので「なんだかな〜」と思いながらニュースを聞いていました。その後バブルがはじけて2カ所とも仲良く破産して、WTCは大阪府が買い取り第二府庁として使っています。
さきしまコスモタワーの最上階は地上252mの展望台として使われており、午前11:00~午後10:00の間800円の入場料で利用できます。

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この日は強い雨が降っており展望には厳しい条件でした。

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雨が降り続いていますので色彩がどんよりとしています。これはこれで味わいがあって悪くはありません。
船体の色とコンテナの色が統一されているのが面白く思いました。望遠レンズで拡大するとガントリークレーンが船倉からコンテナを1台づつ吊り上げてコンテナの山に積んでいく様子を見ることができました。

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フェリーさんふらわあのターミナルが見えます。徐々に夕暮れが迫ってきました。雨のおかげで路面に照明が反射してていい雰囲気の夜景となってきました。

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撮影しているときはなんの建物なのか判りませんでした。後から調べると「大阪アートグレイス・ウエディングコースト」という結婚式場でした。ダークブルーの屋根、青みの強い白壁に温かい電球色の照明の対比が清潔なイメージを醸し出しており、リッチでハイソな感じたっぷりです。

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南港大橋の橋脚がオレンジの照明で浮かび上がっています。昔はナトリウムランプだったのですが最近はどんな光源を使っているのでしょうか。対岸はIKEA鶴浜です。

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海遊館と天保山大観覧車です。この夜景が咲洲庁舎展望台からの夜景として一番メジャーじゃないでしょうか。この日も女性ばかりの写真教室の人たちがこの観覧車を狙って夜景の撮影方法の講義をしていて気弱なおじさんは近づけませんでした。

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観覧車を諦めて南港大橋に戻りました。橋から手前側の暖色系の照明と、橋から向こう側の寒色系の照明がきれいに分離されていて美しい夜景となっています。大きくプリントするとかっこいいんじゃないかな。

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足元を見ると道路の交差が面白かったので、広角レンズで撮ってみました。

ガラス越しの撮影でしたので、注意深く見るとガラス面に後の室内照明が写り込んでいます。(ほとんどはトリミングして画面から消しました)
ガラス面にカメラのレンズを近づければ軽減はするのですが、完全に映り込みをなくすことはできません。カメラのモニター画像を見ながら映り込みが気にならないようにカメラの方向を調整することが大切です。

映り込みを完全になくすには、カメラの周りを黒い幕で覆うとか、レンズ穴のあいた黒いレフを使うなどの対応が必要です。