生駒市宝山寺の大注連縄奉納〜大しめ縄の掛け替え行事〜

2018年12月16日撮影

奈良県生駒市門前町の宝山寺で鳥居の大しめ縄を掛け替える「大注連縄(しめなわ)奉納」を見に行きました。この注連縄は重さ約450キロ、長さ約7メートルもある大きさで、毎年正月前の12月16日に掛け替えが行われます。

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大きな注連縄を上げるために鳥居の貫(横棒)に6本のロープがかけられ、ロープの先に注連縄が固定されています。そのロープを宝山寺青年会のメンバーや一般の参列者からなる200〜300人ぐらいの大勢の人が引き上げます。

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雅楽の調べが聞こえてきて僧侶たちが参道を降りてこられ鳥居の前に並ばれます。僧侶による読経の後、青年会や一般の参列者が力を込めて注連縄を吊り上げていきます。

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注連縄がそろそろ上がり切る頃に仕込まれていた散華や花吹雪が一斉に空中を舞います。

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今年も首尾よく注連縄の掛け替えができ新鮮な気持ちでお正月を迎えられそうです。
最後に参拝者全員にお餅が振舞われました。