修二会の練行衆別火入り

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2月20日撮影

東大寺二月堂の修二会に参籠される練行衆が東大寺戒壇院の別火坊に入られ、修二会の前行前半の「試(ころ)別火」が始まりました。

「修二会はいつから始まるのですか?」と尋ねられたとき、本行が始まる3月1日と答える人が多いと思います。しかし、本行が始まるまでに様々な行事が行われますので、12月中旬の修二会参籠の練行衆交名発表を修二会の始まりと感じたり、油計りでや竹送りで始まりだなと感じる人も多いようです。
私はこの戒壇院別火坊の別火入りで修二会の始まりを感じます。

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いつも同じポジションで撮影します。

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写真的にはあまり代わり映えがしないのですが、行くたびに何か新しい発見があります。別火入りだけに限らず修二会のすべてが魅力的なのは、行くたびに新しい発見に出会えることなのかもしれません。

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夜の7時前にはすべての練行衆が別火に入られました。いよいよ私の感覚では修二会が始まります。