スキルの伸びる人の仕事スタイル

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Ducks!
Ducks! / mikemol

入社して5年も過ぎると、スキルが伸びる人と伸びない人の差が目立ってきます。非常に頭が良くてまじめに仕事をこなすのだけども、なぜか仕事の成果を出せない人がいます。昔の会社ならそれでも仕事にありつけたのですが、IT化とグローバル化が進んだ今日では、コンピュータや海外の技術者を相手に低賃金競争のチキンレースに追い込まれてしまわないか心配になってきます。

会社の中でスキルを伸ばす人を見ていると、仕事で経験値を高め徐々にスキルを伸ばしていることが判ります。オフに社外で特別な勉強をするのも有効ですが、仕事の中で能力開発ができるならそれが合理的だし、なんと言っても実際の仕事(修羅場?)のなかでの実経験は能力開発の大きな推進力となります。

スキルの伸びる人の仕事スタイルを見ているを4つの特徴があるようです。

1.リーダーシップをとる

リーダーとしての経験が少ないと、チーム内でわがままに振る舞い勝ちで、自主的に行動を起こせなくなる傾向があります。チーム内の宴会幹事や勉強会の主催などを積極的に引き受けリーダシップの経験値を高めましょう。

2.自分の仕事領域を一歩踏み出す

自分の活動域の内側だけではたいした能力開発はできません。活動領域を一歩踏み出しさえすれば見える世界が変わりますし、出会う人が変わります。

3.相手にとことんサービスする

あなたの仕事の成果を待っている人、その人が想像しているよりもう少し上のできばえをめざしましょう。いい仕事をすることで相手を驚かせましょう。相手の期待以上の成果を考えて、実現するという姿勢が自然にあなたの能力を伸ばしてくれます。

4.明るく楽しそうに振舞う

楽しく穏やかな雰囲気を作りましょう。誰もがしかめっ面の人とは仕事をしたくはありません。 人と話をするときは、キーボード、マウスから手を離し、ディスプレイから視線を外しましょう。

 

会社の仕事だけに限らず、長い人生を充実して暮らすためにも、どのように自分の能力を上げるかは自分の責任で真剣に考えなくてはなりません。遅すぎることはありません。自分の仕事スタイルを意識的に変えて、キャリアのジャンプ台に出会えるチャンスを高めたいものです。