桜井市大神神社の秋の大神祭
2024年10月24日撮影
桜井市大神神社の秋の大神祭に行ってきました。大神神社の秋の大神祭は2000年の伝統を持つお祭りで、春の大神祭と並んで神話の時代から続いています。前日に宵宮祭、翌日に後宴祭が行われ3日間続く大きなお祭りです。
24日の本祭は10時より行われます。神職らによる神事、巫女により神楽奉納の後、青年会が担ぐ太鼓台が三輪の町中を練り歩きます。
神輿がJR三輪駅の踏切を通りぬけ三輪の町中へ繰り出しました。
三輪は大神神社の門前町、初瀬・伊勢へ向かう上街道沿いの市場町として栄えた街で今でもその古い町並みを残しています。
古い家並みを縫うように神輿が進んでいきます。
子ども会による子供神輿も元気な掛け声をかけながら町中を歩きます。
三輪の町中を隅々まで巡ってきた神輿が再び大神神社に戻ってきたのは2時間以上過ぎた頃です。それまでゆったりしてペースで歩んできた神輿ですが、神社の鳥居を越えると一挙にスピードを上げて走り出しました。
神社の境内には氏子や参拝者がいっぱいになって神輿の到着を待っています。拝殿前まで駆け上がった担ぎ手は神輿を両手で差し上げて大きく上下にゆすります。お祭りのエネルギーが最高潮に達しました。