宇陀市の里山に咲くサルスベリを巡る〜室生砥取、室生下田口、榛原額井〜
2022年8月24,27日撮影
国道165号線の三本松からやまなみロードに上り室生トンネルに入る手前に室生砥取(ととり)の集落があります。集落への道を進むと三叉路角に薬師寺があり大きなサルスベリが咲いています。
境内から後ろを振り返ると、サルスベリの向こうに見える水田では稲穂がもう実をつけています。稲刈りが間近のようです。
鳥追いの風車なのでしょうか。人の姿が見えない集落でこの風車だけがカラカラと機嫌よく回っていました。
8月27日、室生の下田口にサルスベリの撮影にやってきました。サルスベリの手前にある木が大きくなってちょっと撮りにくくなったように感じますが、それはそれとしていい感じのサルスベリと民家の屋根です。
このあたりは道路に沿ってサルスベリの木が植えられています。
榛原額井の子安地蔵磨崖仏のお堂にサルスベリが咲いていました。
このお堂のサルスベリは、いままでは逆光が厳しくて撮れなかったり、花の付きが悪かったりでしたが今年はいい条件で撮れました。このお堂の中には鎌倉時代の地蔵菩薩が刻まれているのですが、堂内は暗くてよく見えなかったような記憶があります。