春日大社の藤

2022年4月23日撮影
春日大社の砂ずりの藤が咲き始めたので行ってきました。春日大社の南門を入ってすぐ左手、直会殿の前に砂ずりの藤の藤棚があります。

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昔は地面近くまで長く垂れ下がったことから砂ずりの藤と言われれていますが、近年はそんな長い花房をつけることはなく、せいぜい長くて1mほどです。
今年の藤の花は昨年に比べ花が密集して咲いて元気そうです。咲き始めでこの長さですので、例年以上の長さの花を付けそうです。

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おみくじを藤に結ばないようにおみくじを結ぶ紐が設けられています。おみくじを引いた参拝者が藤棚の下でおみくじを読み返して納得したような顔つきでくじを結んでいました。

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直会殿の軒にかかっている春日灯篭を撮ってみました。灯籠と藤の花の取り合わせはいかにも春日大社といった雰囲気です。

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藤のアーケード越しに見る新緑が一段と鮮やかな緑色です。春日の山々の新緑の淡い緑だったのがついこの前だったのですがもうこんなに深い緑になっているんですね。
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東回廊から御蓋山浮雲峰遥拝所へ向かう途中の野藤です。大きな野藤が豪快に花を咲かせているのですが木が大きすぎてその全容を見ることができません。

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砂ずりの藤から西側へ、慶賀門をこえると大きな白藤が花を咲かせています。砂ずりの藤に負けず劣らず美しい藤なのですがこの藤をじっくり鑑賞する参拝者は少ないように感じます。