奈良市須山町〜山添村峰寺、鵜山の棚田

最終更新日

2021年6月1日,5日撮影
奈良の棚田をめぐるシリーズが続いていますが、今回は奈良市の須山町と山添村北野、鵜山の棚田の写真です。

奈良市須山町の棚田

2021年6月1日撮影
奈良市須山町は奈良と京都府との県境にあって、奈良市と柳生と岩船に囲またれところに位置しています。奈良市から柳生に行く柳生街道と、笠置に向かう笠置街道が交わるところで、昔から交通の要所だったと思われます。集落の中を白砂川の支流が流れその両側に棚田が広がっています。

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この日もきれいに晴れたので、田植えの終わった田んぼに青い空が写り込んでいます。

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山がそんなに急峻でなく、川から緩やかに土地が立ち上がっているので一枚ずつの水田が広いなという印象です。川の水も豊富なので昔から豊かな稲作が営なわれてきたのかと思います。

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山添村峰寺の棚田

2021年6月5日撮影
この日は山添村峰寺、鵜山の棚田を撮影してきました。

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山添村の布目ダムに流れ込む深川が大きく蛇行してできた川州に棚田が広がっています。この写真を撮影した県道沿いは山添村北野という地名ですが、深川から向こうの棚田が広がっている地区は峰寺という地名です。
棚田の向こうに大和棟の大きな住宅が見えて、古民家ファンにとってはたまらない風景かと思います。

山添村鵜山の棚田

山添村峰寺から東に15kmほど走って山添村鵜山の棚田へ移動しました。すぐお隣が三重県名張市です。

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こちらの棚田は居住区と農地がきれいにパックされたような風景で、まるで美しい映画のセットを見ているようでした。