明日香村細川の棚田〜二上山の日没を狙う〜

2021年5月30日撮影

明日香村細川の棚田を撮影しに行ってきました。明日香村には日本の棚田百選にも選ばれた飛鳥川沿いの稲渕の棚田、冬野川沿いの細川、上(かむら)の棚田などフォトジェニックな棚田が広がっています。田植え前後のこの時期は、水が入った水田に映り込む夕日を狙って細川の棚田を訪れる人がいっきょに増加します。

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日没の1時間前に撮影ポイントに着いたのですが遅すぎたようです。すでに20人ぐらいのカメラマンが三脚を立てていて、端っこで撮影することになりました。空には雲がまったくなく、完璧な逆光での撮影となりました。派手にレンズフレアーがでていますが致し方ありません。

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太陽光の直射を避けて、田んぼのトラクターを撮ってみました。背景の集落の屋根や木々が逆光で映し出されてノスタルジックな雰囲気が出ています。

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撮影をはじめて1時間弱経過し、日没の時刻が近づきました。この時期の太陽は二上山のやや北(向かって右側)の山裾に沈んでいきます。日没のこの時間は、空の色、太陽の明るさ、太陽や空が映り込む水田の色が大きく変化して行きます。

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完全に太陽が沈むまでの短い時間、美しい風景に見とれながらも何枚もシャッターを切ります。この日は雲がほとんど無かったので夕焼けには至らず小焼けぐらいの焼け方です。こればっかりは仕方ありません、何回もここに通わなければドラマチックな夕景には出会えません。

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日没後の壮大な夕焼けを期待してしばらく待っていると雰囲気のある雲が出てきてくれました。夕日に照らされた雲が水田に写り込んで、水面にオレンジの差し色が入りました。

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しばらく時間が経過すると水田の夕焼け雲の映り込みも徐々に色が失せていき、細川の集落は薄暮の中に見えなくなっていました。