渡り蝶アサギマダラを見に津市美杉町のフジバカマ園を訪ねる

2020年10月14日撮影

毎年10月中旬から11月上旬には津市美杉町に海を渡る蝶「アサギマダラ」が飛来します。美杉では “アサギマダラの郷づくり” としてアサギマダラが大好きな “フジバカマ” をあちらこちらで栽培しています。

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以前にお伺いした太郎生の山下材木さん前のフジバカマ畑は閉鎖中だったので、もう少し先の太郎生殿の愛和園さんへ行きました。
以前訪ねたときの記事はこちらから→

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個人でやっておられるとお聞きして驚いたのですが、使いやすい駐車スペースが用意されていて、フジバカマの畑も歩きやすく整備されています。手入れの行き届いたフジバカマ園を見ると大変な労力をかけて観光客を迎えてくれているのがわかります。

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「今年は花の付きが遅れ気味で、アサギマダラの飛来もまだ少ないよ。19日の週あたりが良いんじゃないかなと」ご主人のお話でした。いや、なかなかどうして、日当たりのいい場所にはアサギマダラが数頭ひらひらと飛んでいます。

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こちらの蝶の名前は判りませが、タテハチョウの仲間かと思います。

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愛和園さんではフジバカマだけでなくヒヨドリソウも植えられています。ピンクのフジバカマ、白いヒヨドリソウがきれいなコントラストを作っていました。蝶にとってはどちらの花も好きなようで、花の種類に関係なくあちこちで飛んでいるのが見えました。
この日は10頭ぐらいのアサギマダラが飛んでいいるようで、蝶を探すのには苦労はいりませんでした。

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ここのアサギマダラはあまり人を恐れないようで、人が近づいても気にならないのか、手で触れることができるぐらいの近くをひらひら飛び回ります。

持っていたレンズが望遠ズームだったので蝶が近すぎてピントが合いません。ここまで近づいてくれるなら標準ズームのほうが撮りやすいかも知れません。
そして蝶を追いかけてあちこちカメラを振り回すより、蝶の止まりそうなところで置きピンで待って撮ったほうが良さそうです。

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もっと花が咲いてきて暖かい日差しの日にはサギマダラが花の中を乱舞すると聞いたので、もう一度訪れたいと思っています。