奈良市唐招提寺で瓊花の特別拝観が始まりました
2025年4月26日撮影
初夏を思わせる気候が続いています。世間では今日から大型連休が始まるようです。
この時期、奈良市の唐招提寺では鑑真和上ゆかりの瓊花(けいか)が御影堂横の庭で咲き揃い、今日26日からは瓊花(けいか)の特別拝観が始まりました。
過去の投稿(2018/04)→鑑真和上ゆかりの瓊花(けいか)〜唐招提寺で特別公開〜
瓊花は鑑真和上の故郷・中国江蘇省揚州市由来の花で、ガクアジサイのように中央の小さな花の周りを8つの白いガクが囲んでいます。
あじさいと違って花にははっきりとした甘い香りがあります。
爽やかな初夏の日差しが瓊花の白い花の色を引き立てます。
特別拝観ということでお寺の参拝客も御影堂までやってこられて瓊花を鑑賞していました。
前回も見かけたのですが、瓊花の蜜を求めて多くのアオスジアゲハが飛んできていました。かなりこの花の蜜がお気に入りの様子でカメラを気にせず夢中になって蜜を吸っています。
この瓊花の特別拝観は花の状態に依存しますが5月上旬まで行われているそうです。



