トンガの火山噴火による衝撃波

1月15日(土)の20時から21時ごろにトンガの火山噴火による衝撃波が日本を通り過ぎた際に一時的に気圧変動が観測されたというニュースがありました。

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家の温湿度気圧計の記録を見るとまさにその時刻あたりで急峻な気圧の変化が記録されていました。

ニュースの画像を見ると衝撃波は日本列島の太平洋から日本海までの300kmを1時間弱で通り抜けています(時速300Km!)
記録された気圧の変動は高くなり始めてから収まるまで30分くらい続いているので気圧変動の波の長さはおよそ150Kmぐらいとなります。

つまり幅が150Kmの圧力の高い空気層が時速300Kmの速度で通り抜けていったということになるのですが、火山噴火で引き起こされたエネルギーの巨大さに驚かされます。
日本から遠く8000kmも離れたトンガで起こったこの火山噴火。この波形を見ていると遠い国の災害ではなくすぐ近くで起こった災害のように思えて来ます。
インフラの損壊がひどくてなかなか現地の状況が伝わってきませんが、はやく普通の暮らしを取り戻すことができるようお祈りします。