天理市福住町上入田の「御膳」作り

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2025年9月15日撮影
天理市福住町上入田(かみにゅうだ)で行われた御膳作りを見てきました。以前山添村で桜を撮影しているときにお出会いしたかたが上入田の村役だそうで、9月の15日に行う御膳作りを見においでとお誘いされていました。

福住インター近くの不動寺跡の集会所で朝の8時頃から御膳作りが始まります。
古文書によると御膳作りの歴史は室町時代までさかのぼり、収穫や五穀豊穣を祝う行事です。

集会所の縁側には御膳の材料となる色とりどりの野菜が持ち寄られています。オクラ、ナス、トマト、インゲン、唐辛子、ピーマン、ニガウリと多彩な顔ぶれが揃いました。福住は高原地の気候を活かした野菜作りが盛んでどの野菜もとれとれつやつやの見事な野菜たちです。

御膳を作るのはご年配の方々です。自分が作ろうとしている御膳のイメージに合う野菜を手にとって選んでいきます。作る形は特に決めていなくてその時のインスピレーションで作られるようです。

作っていた手を止めて、さてこれからどう仕上げていこうかと思案中のようです。

若手は御膳作りには入らず、御膳作りで使う竹ひごを作ります。

出来上がった御膳は本尊の薬師如来像の前に並べられ、すべてが揃うと念仏が唱えられお参りが始まりました。

集会場前に御膳を並べて全員で記念写真の撮影があります。

集会場前の石仏群にも御膳を供えて念仏が唱えられました。