宇陀市榛原内牧で超正統派の鯉のぼりを見つけた
2024月5月3日撮影
子どもの日も真近の爽やかに晴れた一日です。宇陀市榛原内牧で青空を背景に純正正統派の鯉のぼりが泳いでいました。
鯉のぼりの支柱に杉の木が使われ,きれいに樹皮が剥かれていて白い木肌が鮮やかです。竿の先には杉の枝が残されていて、昔に見た正統派の鯉のぼりの竿です。
あまりにも美しい鯉のぼりでしたので、鯉を上げているお家の近くまで行きました。いろいろこの鯉のぼりのお話をお聞きしたかったのですが残念ながら人がおられる様子ではありませんでした。
後日、私の友達もこの鯉のぼりが気になったようで、鯉のぼりの持ち主に聞き取りをしてくれました。
昨年、おじいさんの長男さんに息子さんが誕生されたそうで、長男さんが生まれたときもしたように葉付きの杉の木の支柱を立て、鯉のぼりを泳がせたそうです。
泳いでいる7mの鯉のぼりは、大阪の松屋町で注文し家紋は見本を提供して染めてもらっったとのこと。
妹さんも、甥っ子ができたから嬉しくて・・。家族中の歓びで何十年かぶりに葉付きの鯉のぼりが立てられました。家だけでなく村中の人たちも喜んでくれたので、立ててよかったとお話されていたようです。
立派な姿でのびのびと泳ぐ鯉のぼり、おじいさんのお孫さんが生まれた嬉しさが伝わってきます。