明日香村飛鳥坐神社のおんだ祭2024

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2024年2月4日撮影
明日香村の飛鳥坐(あすかにいます)神社で行われたおんだ祭を見てきました。
この時期奈良の各地で行われるおんだ祭はほとんどが五穀豊穣と子孫繁栄を願っておこなうものです。そのなかでも飛鳥坐神社のおんだ祭ではこの子孫繁栄の願いを込めて夫婦和合の儀式が行われ、西日本三大奇祭の一つとも言われています。
今年はおんだ祭が4年ぶりに従来の規模で行われるとあって大勢の人が詰めかけました。
過去の投稿(2020/02)→飛鳥坐神社のおんだ祭〜青竹を持った天狗に追いまわされる〜

今年はおんだ祭が11時に開始されるということで10時頃に神社に着いたのですが、神社の周辺ではすでに天狗と翁が参拝者のお尻を青竹で叩いて回っていました。バシン!バシン!という衝撃音と悲鳴があちこちで上がっていました。

11時前に今日の主役たちの宮司さん、天狗、翁、牛、来賓の方々が行列で神社に出発します。神社への行列では天狗もおとなしいだろうと油断をしていると、視線が合ってしまってあっという間にお尻にきっつい一発を喰らいました。まったく容赦がありません。

飛鳥坐神社のおんだ祭はおそらく奈良で一番参拝客が多いおんだ祭でさらに日曜日が重なったので神社の境内は身動きするのが難しいほど混雑しています。
宮司による神事が行われた後、天狗、翁、牛によるお田植えが行われました。神楽殿を斎田に見立てて、翁が畦切りをしたあと天狗が牛に馬鍬を引かせ田均しをします。田に籾が蒔かれた後、早苗に見立てた松葉で田植えが行われました。

第二部は天狗とお多福の夫婦と翁(仲人)による子孫繁栄を願っての夫婦和合の儀式です。男女の和合を露骨に描いてはいるのですが、天狗やお多福の演技が面白くて、昔は現在より性に対してもっと開放的でおおらかだったことを感じさせます。

最後には御供まきが行われ紅白の御供餅が撒かれました。

神事が終わった後もその熱気が冷めないようで、神社の周辺では牛さんが参拝者を追いかけてお尻を青竹で叩いて回っていました。