明日香村から御所市へ彼岸花の撮影に行ってきました

2021年9月21日撮影
昨日に引き続き彼岸花の撮影に行ってきました。今日は明日香方面から高取町を経由して御所市の彼岸花をめぐります。

明日香 橘寺の彼岸花

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明日香の橘寺は彼岸花のスポットして有名です。お寺の前に棚田が広がり、田んぼの畦道に彼岸花が咲くので稲の緑と彼岸花の赤色がきれいなストライプとなります。現在は傷みが進んでいた観音堂の修復工事が行われていてお堂全体に覆屋根がかけられています。

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東側に移動して彼岸花と稲穂をアップで撮ってみました。まだ時期的には早かったようでつぼみの彼岸花が多いようです。もう少し経つと彼岸花がもっと咲いて稲穂も黄金色になり、いかにも明日香という風景になることでしょう。

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橘寺から飛鳥寺にやってきました。蘇我入鹿の首塚の近くに何やら石を積み上げたオブジェがありました。これは自然石を組み合わせて積み上げて作る「ロックバランシング」とか「ストーンバランシング」とか言われているアートのようです。
こんなのができるととてもかっこいいけど、自然石の上に自然石をバランスを取って積むまでにはかなり熟練がいりそうですね。

高取町 御所市の彼岸花

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御所市に行く途中に高取町に立ち寄りました。高取町でヒガンバナを撮る時はなぜが近鉄電車を主役にすることが多いようです。その年によってヒガンバナの状況が変わり、今年はこの辺が撮影に良さそうなヒガンバナが咲いていました。

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高取町から御所市までやってきました。この辺りは御所市南郷というところで、ヒガンバナで有名な一言主神社から南へ2Kmぐらい離れています。このへんまで来るとヒガンバナ撮影のカメラマンにはほぼ出会うことがありません。
金剛葛城山の山裾に広がる緩やかな棚田の畦にヒガンバナが広がっています。
花の盛りの時期をちょっと過ぎたようで花びらの白化が進んでいました。

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ヒガンバナが描く赤い曲線、向こうの民家のがっしりした瓦屋根、その向こうの金剛葛城山の山の峰が三重の層となってリズムを創り出しています。

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水田の畦の肩部に生えたヒガンバナが緩やかな曲線を創り出してゆったりした気分になります。ヒガンバナの向こうには大和平野が広がっています。