藤原宮跡の菜の花と桜、大宇陀の北向地蔵から室生西光寺の桜

桜が咲き初めたと思ったら一気に各地で最盛期になってきました。見に行きたい桜が多くて、近場で多くの桜を巡るのがいいのか、遠くの桜に絞って見に行くのがいいのか悩み深いシーズンです。

2021年3月29日撮影

藤原宮跡の菜の花と桜

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藤原宮跡には5つの花ゾーンがあって、季節ごとに桜、菜の花、蓮、コスモスなどの花が楽しめます。春は醍醐池の北側の約25,000平方メートルのエリア一面に菜の花が咲きます。今年は3月中旬ころから菜の花の開花が始まり、それを追いかけて3月末ころから醍醐池の桜が咲き始めました。うまくタイミングを合わせると菜の花と桜の花が一緒に楽しめます。

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菜の花畑の中を散歩する家族連れが目立ちました。

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もうすぐ1年生になるんでしょう、新品の小学校の制服を着てピカピカのランドセルを背負って記念撮影をする家族が何組もいました。確かに入学式の校門前の写真だけでは物足りません。新1年生の格好で色んな場所で記念撮影するのもいいですね。

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菜の花はそろそろ終盤を迎えそうですが、桜はまだまだこれからが本番です。もう少し藤原宮跡の菜の花と桜は楽しめそうです。

大宇陀の北向地蔵の桜

2021年3月30日撮影

先日、又兵衛桜を見たときにはまだこの北向地蔵の桜は咲きそろっていませんでした。そろそろ満開の頃かと思い再訪しました。

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嬉しいことに、今日は満開の桜が出迎えてくれました。北向地蔵は又兵衛桜から200mほど東にあるお地蔵さんで、昔はそんなにメジャーではなかったのですが最近は又兵衛桜とセットで散策される方が増えました。
北向地蔵から又兵衛桜をみるとかなり多くの人が桜を見に来ていたので今日は又兵衛桜をパスして室生方面へ移動しました。

室生西光寺の桜

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西光寺は室生から仏隆寺方面へ行く道の上り坂の途中にある融通念仏宗のお寺です。境内には城之山桜と呼ばれる樹齢300年の枝垂れ桜が枝を大きく広げています。

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この場所からみると、城之山桜がいかに大きいかがよく判ります。

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桜の幹の側にはかなり古そうな石仏がおられました。昔から何年も何年もこの桜を見続けておられるのでしょう。