馬見丘陵公園で鳥を探しながらの散歩

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2020年1月26日撮影

午後から時間が空いたので散歩がてら広陵町の馬見丘陵公園まで出かけました。困ったときの馬見丘陵公園ということで、どんな季節でも花なり鳥なりを見て楽しむことができます。

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梅園ではやっと梅の花が咲き始めたようです。そんなに沢山の花が咲いているわけじゃありませんが、遠くから梅の花の香りが流れてきます。

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ロウバイはそろそろピークをすぎそうでした。

水鳥を探そうとして梅園から池の方へ移動してみました。

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頭上を見上げると、たくさんの水鳥が編隊を組んであちらへこちらへと飛び交っています。大きさから判断して鴨の編隊のようです。まるで飛行訓練でもしているかのように見えましたが、北へ帰るための練習なのでしょうか。

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だれがリーダーということもなく、個々の鳥たちが自律的に判断し、近くの鳥との距離を保って飛ぶとあの編隊が作られるようです。遠目ではきれいな編隊を組んで飛んでいるように見えるんですが、よく見ると困った子もいるようです。

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鴨の編隊飛行を見ていると、池の方からカワウが飛んできて悠然と去って行きました。カワウは川魚の大敵で、水に潜って魚を追いかけ根絶やしにするようで、釣り人や漁業者からは大変嫌われているそうです。でも、こうやって見るとエメラルドグリーンのきれいな目の鳥ですね。

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木の枝に留まったまま全然動かないカラスです。物思いに耽っているかのようです。

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こちらは食べ物を探して草原をあちこち忙しく歩き回っているセキレイです。

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こちらも食べ物を探して木の幹をついばんでいるコゲラです。

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この木立に留まっている鳥は、何でしょうか?逆光でシルエットとなって種類を判別できませんでした。

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モズが高い木の上で周りを見渡していました。自分のナワバリに入ってくる侵入者を警戒しているようです。

2時間ほどの散歩でしたが、いろいろな冬の野鳥を見ることができました。カメラを持っての野鳥観察は久しぶりで、始めはなかなか野鳥を見つけることができなかったのですが、そのうち木陰に隠れた鳥を見つけることができました。野鳥を探す「目」というか「感覚」というのがあって、永らく野鳥を見ていないとその能力が低下するのですが、野鳥を探していくにつれその能力が戻ってくるようです。