宇陀市三本松青葉の滝

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2024年5月23日撮影

宇陀市三本松にある青葉の滝へ行ってきました。三重県との県境近く、もう少しで名張市に入ります。国道165号線から別れて脇道をたどり妙験山青葉寺を目指します。青葉寺から歩いてすぐに青葉の滝に到着しました。

古くは行者の修行場だったそうで、柱状節理の切り立った岩肌を真っ白い水が流れ落ちるのが印象的です。落差は7mとそれほど大きな滝ではありませんが、岩肌の鋭いエッジがあるせいか流れ落ちる水は勇壮さを感じます。

平安時代末期の源平合戦の一ノ谷の戦いの際に平敦盛が使った「青葉の笛」は、この付近の藪で取れた竹から作られたと伝えられています。

滝を撮影しているとご住職がお勤めに上がってこられていろいろお話をお聞きすることができました。
滝横にある磨崖仏は、不動明王と日蓮聖人です。不動明王摩崖仏は江戸時代後期、1800年代に作られたもので、日蓮聖人磨崖仏は大正6年に現在のお寺を開基された山口貞妙法師が彫刻されました。

黒龍龍神天

滝のすぐ横に「深野→」という案内板がありました。確かにここから北に一山越えれば深野に行けそうです。深野にいけるのですか?と住職にお聞きすると、とても歩ける道では無いそうです。