二上山の夕景

二上山は大和平野から見える山の中で大和三山と同じくらい人々に愛されています。春分の日、秋分の日前後の頃は、太陽が二上山の雄岳と雌岳の間に落日する「くら落ち」を見ようとたくさんの人が集まってきます。

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この日は9月9日、まだまだくら落ちには早いのですが、きれいは夕焼けがあるとラッキーかなぐらいの気持ちで二上山を撮影しました。千股池の水面と白雲の表情は良かったのですが夕焼けすることはありませんでした。

こんな時はあまりやることもないので、タイムラプスで撮ってみました。

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9月14日再び夕焼け狙いで二上山まで。かなりの快晴の日で、日が高いうちは二上山は完全逆光となり撮影することができません。近くの田んぼを散歩すると農家の人が稲のお世話をしていました。

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少し日が落ちてきました。今日はくら落ちには早いのですが雄岳と雌岳の間に太陽が落ちて二つの峰の間から日が差し込んでいます。この日も空が焼けることはありませんでした。

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9月20日この日はずーっと曇りの日でした。西の空を見て「今日は焼けないな」と思い、念の為に雲の予報をみて「やっぱり、焼けないんだろうな」。

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まさかその直後に一気に西の空が焼け始めるとは…..

大急ぎで二上山が見える場所に移動して、最後の数分間だけですが爆焼けの二上山を撮ることができました。三脚なしの手持ち撮影ですが贅沢は言いません、この夕焼けを見れただけで満足です。

後日、狙っていた「くら落ち」は天候が悪かったり、時間調整ができなかったりで見ることができませんでした。今度の春分の日までの持ち越しとなります。