橿原市藤原宮跡のハスが咲き始めました

6月25日、7月3日撮影

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橿原市藤原宮跡は畝傍山、耳成山、天の香具山の大和三山で囲まれたエリアのほぼ真ん中に位置しています。
持統8(694)年から和銅3(710)年まで、平城京に遷都するまで、東西方向約5.3km、南北方向4.8kmの大きな都がおかれました。

現在は柱が復元されているだけで建物はありませんが、大極殿跡に立ち大和三山をぐるりと見渡すと、飛鳥・白鳳時代時代の貴族になったような気分を味わえます。
さらに、藤原宮跡では、美しい花が植えられ、菜の花、桜、コスモス、キバナコスモス、ハスなどを季節ごとに楽しむことができます。

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蓮の開花時期は7月中旬から8月中旬頃ですが今年は開花が早いようで、6月末頃から咲き出したようです。

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蓮池は約3,000平方メートルとかなり広く、周遊路もゆったりしていますので三脚を立ててじっくり撮影することができます。もっともあまりじっくり撮影していると太陽で焦げてしまいます。

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朝の早い時間からミツバチが忙しく花の周りを飛び交っています。やはり朝の涼しい時間帯に仕事をするのでしょう。

かなり早いシャッター(1/1000sec)を切ったので羽ばたきが止まって撮影できました。NikonD850を使い始めてからは、このカメラのオートフォーカスの精度にはいつも驚かされます。絞りをf3.2まで開けているのでピントの範囲がとても狭いのですが、AF-CとグループエリアAFの設定で動き回るミツバチでも難なくガチピンで撮ることができました。

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ハス池の向こうは小学校への通学路となっています。この綺麗なハスを見ながら集団登校するっていいなぁと思うのですが、子供さんにとってはごく日常の風景なんでしょうね。