高取城跡の紅葉

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11月27日朝起きると奈良盆地は濃い霧に包まれています。これは高取城へ行かなければ!と高取方面にカメラを持って移動しました。
高取城跡は有名な紅葉スポットで特に霧と紅葉を絡めるととても幻想的な写真となり以前から撮りたいなと思っていました。

ところが時間が経過するに連れ霧はどんどん晴れてきて土佐街道を抜けて高取城跡登山口についた頃はすっかり霧は晴れていました。まあ、そんなに都合よく行かないかなと城跡への登山道をたどります。

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高取城跡は奈良県高取町にある山城跡で標高584メートルの高取山山上に築かれています。築城はかなり古くて南北朝時代1332年築城したのが始まりで明治20年(1887年)頃まで天守などの建造物は城内に残っていたようです。

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先日の台風で道が崩れていましたが堆積した土砂の上を歩くには問題はありません。

途中、七曲りとか一升坂とか、、かなりの勾配の山道が続きます。明治維新のころ天誅組の志士たちもこの道を重装備で駆け上ったのかなと思いながらも、とても昔の人のようには登れません。

高取城へいくにはカメラバッグは肩掛けタイプのじゃなくリュックタイプでないとだめとか、三脚は手持ちじゃなくバッグに固定しないとだめとか、、以前に反省したはずなのに今年も同じミスを繰り返しています。WEBに書いておいたら多分忘れることはないでしょう。

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息も絶え絶えでなんとか二の丸にたどり着きました。ここでしっかり時間をかけて息を整えながら写真を撮ります。すっかり晴れ上がり紅葉がきれいに見えますがちょっと明暗差がありすぎて写真的には苦しい状況です。

 

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古い城壁と紅葉の対比。なんとも美しいじゃありませんか。

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この景色に霧が入ったらどんなに格好いい写真になったことだろうかと、、早起きできなかった自分を責めてみます。
石垣の上のほうからテノールの歌声が聞こえてきます「崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉や」 うーん三橋美智也か。

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霧の高取城跡はまた次の機会に。それまでにもっと大腿筋とハムストリングを鍛えておきましょう。