大峯山洞川温泉行者まつり

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2025年8月3日撮影
奈良県天川村で開催された大峯山洞川温泉行者まつりを見てきました。最近はほんとよく天川村に行っています。
行者まつりは修験道の開祖役行者が島流しにされたのち、無罪となり大峯山に戻ったのを洞川の人たちが熱狂的に出迎えた様子を鬼踊りであらわした祭で、毎年8月2,3日に開催されています。

19:00ごろ行者さんの一行が鬼の宿を務める西浦清六本舗を目指し法螺貝を吹きながら出立しました。

行者や行列参加者が西浦清六本舗前に集まります。行者さんにより鬼の宿・御神火のお勤めが執り行われました。

鬼踊り行列が始まりました。まずは様々なひょっとこの面で扮装したひょっとこ踊り衆が洞川の温泉街を賑やかに練り歩きます。

温泉に来られた観光客も楽しそうに祭りの行列を見入っています。

行列の一行は護摩場がある龍泉寺へ向かいます。

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ひょっとこ踊りの後には本体の山伏(やまぶし)たちが続きます。こちらは至って静かに荘厳な雰囲気の行列で、大峯山寺(おおみねさんじ)の御神火を龍泉寺まで運びます。

軽トラに乗られているのが役行者と前鬼・後鬼なのかな。鬼行列が元気よくそれに続きます。

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龍泉寺の境内柴燈護摩供が執り行われた後、温泉街では花火が打ち上げられました。修験の雰囲気が色濃い温泉街での花火はとても幻想的です。